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博多の春の訪れは「シロウオ漁」で分かります

日本には、さまざまな踊り食いがあります。
踊り食いとは魚介類を生きたまま食べることで、口の中で踊っているような感覚ということから「踊り食い」と呼ばれるようになりました。
しかし、このような踊り食いを日本以外の他の国ではメジャーではないようです。
日本でも、踊り食いをしたことがない人はいますが、日本の踊り食いの動画を見た海外の人達からは驚きの声が聞かれました。
そんな踊り食いの中には「素魚(シロウオ)の踊り食い」があります。
今回は、福岡県の福岡市を中心に名物となっているシロウオの踊り食いについてご紹介します。

■素魚(シロウオ)とは
シロウオはシラウオ科のシラウオとは違い、ハゼ科の魚です。全長4センチ~5センチの透き通っている小さな魚です。
名前も見た目もシラウオと似ているので、間違われることがありますが、この2つは違う魚です。
福岡県のシロウオは、春の訪れを告げる魚として知られています。
毎年、2月から4月の上旬まで、博多湾に流れる室見川の河口に産卵のために博多湾からのぼってきます。
その時期になると、地元ではシロウオ漁が始まります。梁(やな)と呼ばれる伝統的な柵で漁をします。
このシロウオ漁が始まった事を確認することで、地元住民は春の訪れが近いことが分かります。

■シロウオの食べ方
シロウオの代表的な食べ方は「博多の踊り食い」です。生きたままのシロウオを網ですくい、三杯酢や黄身醤油につけて食べます。
博多区にあるお店では、器の中で泳いでいるシロウオがそのまま出てきます。
博多の名物ではありますが、見た目のインパクトと生きたままの魚を食べるのは苦手という方もいるかと思います。
そんな方には、シロウオのかき揚げや酢の物、卵とじなどで食べてみてはいかがでしょうか。
旬である春先は、シロウオを安く購入でき、新鮮なものが食べられます。

■博多でシロウオを食べられるお店
博多区でシロウオを食べるならば、博多駅の周辺でお店を探してみてはいかがでしょうか。
博多駅の周辺には、たくさんの飲食店があります。お寿司屋さんや料亭では、春先になるとシロウオを使ったお料理が食べられるでしょう。
そして、中には「シロウオコース」というものがあり、白魚踊り食いをはじめ、さまざまなシロウオ料理を食べられるお店があります。
シロウオを堪能したいならば、この「シロウオコース」を頼んでみることをおすすめします。
シロウオは春先にしか食べられないので、見つけた時にはぜひ食べてみてはいかがでしょうか。
またお店によってはシロウオも「白魚」と表示している場合がありますので確認してみましょう。