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博多松囃子について知り実際に見に行ってみよう

博多が位置する福岡市には、様々な民俗文化財や無形文化財があります。
このようなものは、現代社会での暮らしに直接関わってくるものではないかもしれません。
しかし、博多や福岡の歴史や文化を今に生きる人々に伝える機能を担っています。
新しい文化や流行は、必ず昔のものが何かしら影響を受けているものです。
新しいものだけを追い求めて、古いものを疎かにしてはいけないのではないでしょうか。
新しい文化も古くから受け継がれてきた伝統的な文化も、どちらも大切にしていくべきでしょう。
どちらにも良い部分があり、いい部分を活かしていけるようにしたようが良いでしょう。
博多には、古くから現在まで受け継がれてきた伝統や文化がたくさんあります。
お祭りは、それらを知るためには良いものです。
博多では、博多三大祭りと呼ばれる三つのお祭りが有名です。
その中に、春に行われる博多どんたく港祭りという祭りがあります。
この祭りの始まりについてご存知でしょうか。
博多から遠いところに住んでいる方や歴史にはあまり興味がないという方はご存じないかもしれません。
博多どんたく港祭りの発展には、博多松囃子が大きく関わっているのです。
歴史や背景を知った上で、お祭りのパレードや出し物を見てみると、いろいろな発見や気付きがあるのではないでしょうか。

■博多松囃子
博多松囃子は、もともとは新年をお祝いする民俗行事でした。
現代社会では特に必要とされるものでなくなり、昔は行われていても現在では行われなくなったものも多いです。
無形民俗文化財に国が指定し、保護しているものもあります。
この博多松囃子も国の選択無形民俗文化財となっています。
博多松囃子は、博多どんたく港祭りのパレードの最初を飾ります。
三福神に扮した人が、馬に乗り博多の街を練り歩きます。
恵比寿や大黒の面をつけ、帽子をかぶり、福神の衣装を身に纏います。
天冠をかぶり、緋色の袴を履いた少女や太鼓を叩く少年が周りを固めます。
飾り付けられた大きな傘を持った大人たちが子供をサポートしながら、街中を歩き進んでいきます。
太鼓のリズムに合わせて唄も歌われ、音楽と唄と共に一団が通って行く光景をお客さんが楽しみます。
決まった場所で、舞いも披露されるので、それらが見られる位置で待っていても良いでしょう。
福神がいることで祝いのムードが高まります。
祝いの祭りですので、大変明るく華やかな雰囲気であり、気持ち良く鑑賞出来るのではないでしょうか。