交易により外国から伝わった伝統技術の博多帯
日本はたてに長くのびた形をしている国で、地方によってさまざまな文化や習慣があり地域性が豊かです。
気候も南北で違いがわかりやすくなっており、文化も食べ物も南北でまったく違った面を持っています。
特に海に面した地域、とりわけ港のある地域は文化の発展が独自のものとなっています。
日本に港町は多数ありますが横浜や神戸、堺など港を抱える町は自然と人の集まる町となるようです。
九州にも港町はあり、日本が大和と呼ばれていた時代から九州の博多港は盛んだったようです。
当時数少なかった港町には人やモノ、文化や習慣などさまざまなものが交易を通して入ってきました。
博多港にも多くの文化や技術、習慣といったものが外国からもたらされました。
そういった文化や技術などは博多地区で広まっていき、独自の文化として発展していったようです。
外国から入ってきた文化はさまざまありますが、博多で伝統技術として今に伝えられている技術もあります。
■交易により外国から伝わった伝統技術の博多帯
外国から博多にもたらされた文化の一つに「博多織」というのがあります。博多織は絹糸を使用して細い縦糸と太い横糸を織って独特の模様を出したものを言います。
織り出された幾何学模様は当時相当の人気を博したようですが、現在でもどんな着物にも合うと一部女性の間で人気となっているようです。
博多織のなかでもランクがあり庶民のための安価なものもあったようですが、上質なものは献上品として用いられたようです。
ランクのなかには色で分けられるものもあったようで、青、赤、紺、黄、紫の五色あったようです。
博多
で伝統的な技術の博多織は主に帯などに使われ普段着にもオシャレ着にも使用できることで着物愛好家から親しまれています。
■博多帯をオシャレに着てみよう
博多織で作られた博多帯は柄も色も主張の強いものではなく、シックな雰囲気のものが多いのであわせやすいと人気です。
着物は全体的なイメージを作り上げるものですが、帯は体の一部分を占めアクセントを与えてくれる着こなしの重要な役割をしています。
色や柄が個性的な着物と合わせることで全体をまとめてくれる効果があり、落ち着いた印象を与えてくれます。
また近年流行しているカジュアル着物やリサイクル着物との相性もよく若い女性の間でも人気が出てきているようです。
リーズナブルな着物のなかに一点だけしっかりした品質の博多帯などを組み合わせることにより、より上級者の着こなしができるのではないでしょうか。
博多の伝統技術は近年の着物ブームにともない、また注目を浴びています。