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アパートでピアノの練習をするのは基本的に不可だと考えよう

ピアノを習い始めたら、自宅でもピアノの練習をしたいと思うものです。
しかし、一軒家でも防音設備がなければピアノの練習を自宅ですることは憚られます。
ましてや、賃貸物件でピアノの練習をするのは難しいでしょう。
アパートに住んでいるのならぱ、防音性があまりないのでピアノの練習をするのは無理でしょう。

■電子ピアノ
ヘッドホンで音を消すことができる電子ピアノならば、アパートで練習してもいいのではないかと考える人が多いようです。
しかし、ヘッドホンで楽器の音は消せても、他の音で周囲に迷惑を掛けてしまうのです。
ピアノを弾いている本人はヘッドホンをしているので聞こえないかもしれませんが、電子ピアノからは思ったより大きな音が出ているのです。
ペダルを踏む音や鍵盤を叩く音や振動は、アパートの階下や隣室に騒音として伝わるでしょう。
アパートは構造的に振動や音が伝わりやすいので、アパートでは例え電子ピアノでも練習はしてはいけないでしょう。
契約書にピアノ不可と書いていなくても、基本的にアパートでのピアノは不可だと考えるようにしましょう。

■ピアノ可の賃貸物件に引っ越すことも考える
どうしても自宅でピアノの練習をしたいのならば、ピアノ可の賃貸物件に引っ越すことを考えた方がいいでしょう。
賃貸物件の中にはグランドピアノの演奏も許されている物件があります。
グランドピアノは重さの制限がある場合があるので、不動産屋さんに確認した方がいいでしょう。
また、グランドピアノは無理でも電子ピアノならばOKな物件もあります。
楽器相談可の物件には、防音設備の整っているものから、ただ許可をしているだけのものと、とてもバラつきがあります。
ですから、その物件の防音設備を確かめてみることが大切です。
大家さんが楽器を演奏してもいいよと言っているだけで、防音設備のない賃貸物件でピアノの演奏をすると、他の住人から苦情がくる可能性があります。
また、演奏時間も指定されている物件と24時間演奏可能な物件があります。
24時間演奏可能な物件の場合は、しっかりとした防音設備があると考えていいでしょう。
しっかりとした防音設備を備えた賃貸マンションならば、心置きなくピアノの練習をすることができます。
ただし、そのような物件は設備投資をしているので家賃が高くなってしまうことを、覚悟しなければなりません。
楽器可の物件は、物件数が少ないので、探すのも難しいかもしれません。
しかし、自宅でピアノの練習をしたいのならば、地道にピアノ可の賃貸物件を探した方がいいでしょう。