焼きそばとも焼きラーメンとも違う博多の焼きラーメン
日本三大繁華街のひとつ、博多区にある中洲は屋台がたくさんあることでも知られています。
数十年前の話では、屋台がある街並みは街の景観を損なうといわれ、日本全国で屋台廃止の動きがあったそうです。
博多の中洲でも全国の廃止運動の波が来ていたようですが、博多の街並みに屋台を残したい市民が立ち上がり存続されているようです。
博多の中洲に現在でも屋台があるのは、博多市民の熱い心と働きかけがあったおかげといえるかもしれません。
中洲の屋台は、ドラマやグルメ番組での現場として使われているため今では観光スポットにもなっており、写真を撮る人もよく見かけることがあります。
たくさんの博多市民と観光客で集まる博多の中洲は、屋台グルメの聖地となっています。
中洲の屋台で数々の料理が誕生してきましたが、焼きラーメンも屋台グルメの聖地で生まれたものでした。
■焼きそばとも焼きラーメンとも違う、博多の焼きラーメン
全国的にも焼きラーメンが浸透してきていますが、いまだに焼きラーメンはソース焼きそばと一緒と勘違いをしている人も中にはいるようです。
近頃は、ご当地グルメやB級グルメなどで焼きそばが流行しており、それぞれに特徴ある麺や味付け、食べ方があります。
その流れで博多にある焼きラーメンも焼きそばと同じ分類されますが、博多では一緒のものと考えていないようです。
焼きラーメンは、博多にある中洲の屋台から広まっていきました。
中洲の屋台には博多ラーメンを取り扱うお店が多くありますが、その半分くらいのお店のメニューで焼きラーメンをみることができます。
焼きラーメンは、博多市民にとってのソウルフードとなっているようです。
博多にある焼きラーメンの特徴は、やはり豚骨スープといえるかもしれません。
博多ラーメンで知られている豚骨スープを濃縮したソースを使い、ウスターソースにも負けない濃厚な味を作り出しています。
細い茹でた麺とにんじんなどの野菜、豚肉などを特製のスープで炒め、少しスープが残る程度に仕上げるようです。
飲んだ後の締めとして博多ラーメンを食べる人がいるようですが、中洲の屋台の焼きラーメンはお酒のおつまみとして食べるようです。
濃い味付けとボリュームある食べ応えは、ビールのおつまみとして最初に焼きラーメンを注文するのが博多流といわれています。
焼きそばとも博多ラーメンとも違う博多の焼きラーメンは、本場の中洲屋台でお酒を飲みながら味わってみるのもいいかもしれません。