中国浄土門の開祖が夢に出てきて博多のお寺は出来た
お寺というものは人によっては落ち着ける場所や、パワースポットなど精神を安定させてくれるところと思っている人がいると思います。
そのほかにお寺は面白い話や伝説を聞けるなど勉強になるところでもあるのです。
一般的に知られていることのほかにトリビア的要素がある、みんなが知らなかったこともお寺で聞くことができるでしょう。
そんな誰も知らないような話を知る機会がある博多のお寺、善導寺を紹介したいと思います。
■善導寺のはじまりとは
善導寺は浄土宗の宗祖の後を継いだ方が建てられた由緒正しき寺社であり、福岡県指定の文化財であります。
浄土宗の宗祖の後を継いだ方は生まれた故郷に教えを広げるために九州地方に帰ってきたそうです。
浄土宗の宗祖が亡くなられて四十九日にその方は不思議な夢をみました。
中国浄土門の開祖である善導大師が夢の中で出てきてお告げをしました。
「博多に降り立ったので、汝早くわれを迎えにくるべし」とお告げがあったので、博多へ行ってみると松林の中に仏様が横たえられていたそうです。
この仏様こそ善導大師だということで博多に持って帰り、お祀りするために善導寺が建てられたそうです。
そのほか中国から博多へ帰る船にある僧侶が乗っていたところ、荒波にのまれそうになり「南無阿弥陀仏」と紙に書き海に投げ込むと、海が静まり無事に博多に着くことができたという伝説もあります。
■善導寺へのアクセス
電車で来る場合は地下鉄を利用するといいでしょう。
地下鉄博多駅からは地下鉄呉服町駅までは一度乗換えをし、約6分の乗車時間となっています。
乗換えをしたくない人は博多駅前から路線バスに乗るといいでしょう。
博多駅前に路線バスのターミナルがあるので呉服町まで乗り換えなしで行くことができます。
路線バスの乗車時間も約6分で、料金も路線バスのほうが安いのでちょうどいい時間があるのならばバスでもいいかもしれません。
地下鉄呉服町駅をおりて明治通りを歩いて約5分のところにはお寺が見えてくると思います。
ただ地下鉄呉服街駅付近はとにかくお寺がたくさんあり、どこが目的のお寺か分からなくなるほどお寺が集結している地域といえます。
目印としては平成二十七年の八月まで本堂が建て替え中ということなので、工事をしているところを目指してみるのがいいかもしれません。
そのほか善導寺には歴史的価値のある絵画などの美術品があります。
絵画に描かれているものにも歴史や逸話があるので調べてみると面白いことがみつかるかもしれません。