博多のうどんの具として定番の丸天について
その地域によって、独特の呼び方をされる食べ物というものはたくさんあります。
その地域の方言や風習、外国語が伝わって変化したものなど、他の地域から見ると何を表したかが分からない言葉があります。
またその地域だけでその呼び方をしていて、他の地域だと違うものをあらわすという言葉もあります。
年代によっても呼び方が違うこともありますので、そういったことを調べてみても面白いかもしれません。
例えば、九州にある博多で有名なお祭り、博多どんたくなども外国語が由来になってできた言葉だといわれています。
オランダ語で休日を表すドンタークという言葉から、博多どんたくという名前がつけられたという説があります。
同じく博多で一般的に食べられている、あぶってかもという魚をあぶった料理なども、あぶってすぐ食べると鴨のような味がするからつけられたという説があります。
このように食べ物をあらわす言葉は、その地域でしか通じないという場合があります。
てんぷらというとどういった食べ物を想像するでしょうか。
博多で言うてんぷらと、他の地域でいうてんぷらは大きく違うということをご存知でしょうか。
博多はラーメンも有名ですが、うどんもよく食べられています。
うどんの発祥地は博多だとも言われていますが、そのうどんに乗せる丸天という食べ物を知っていますか。
一般的に想像するてんぷらとはちょっと違った、博多の丸天について知っていきましょう。
■博多で食べられる丸天とは
うどんには様々な具を乗せますが、博多で食べられるうどんに乗っている具は少し変わっています。
丸天というてんぷらが乗せられることが多い博多のうどんですが、文字で見て分かるとおり丸い形をしたてんぷらが乗っています。
魚の練り物などを揚げたもので、こういったものを博多ではてんぷらと呼びます。
丸い形になった理由も、うどんが入るどんぶりに合わせて形を変化させたということが言われています。
丸いから丸天という名前になっているのに対して、四角いてんぷらは角天と呼ばれています。
てんぷらというと、えびやナスなどに衣をつけて揚げたものを想像される方が多いのではないでしょうか。
博多でよく食べられる、ごぼう天うどんは一般的に想像する衣を付けてあげたてんぷらになっています。
同じ地域でも、また違ったてんぷらを食べることができるということもひとつの面白さかもしれません。
博多を訪れた際には、ラーメンと並んで博多でよく食べられている、丸天が乗ったうどんを食べてみてもいいでしょう。
その地域独特の料理について詳しく調べてみても良いかもしれません。